狭小邸宅を読んだ。営業の裏側ってこんな感じなのかな?

狭小邸宅を読んだ。kindleで400円だった。土日で、隙間時間で一気に読んでしまった。新卒で不動産営業に就職した人が主人公。営業でノルマがあり、達成できていない自分が可視化されるのって辛いよなって、読みながら痛感した。

 

狭小邸宅 (集英社文庫)

狭小邸宅 (集英社文庫)

 

 

不動産を売るのは大変

何かを売ろうとするのって、難しいですよね。気持ちの揺らぎだったり、予算の都合だったり、買い手の想いだったりと、複数の要因が絡み合いますし。この本の中で、ある出来事をきっかけに、売れる営業マンになっていくのですが、テクニックが凄いんですよね。どうやったら、買う気になるのか?お客さんから信頼してもらえるのか?要求を変えてもらうために、どうゆうプロセスを踏むのか?大変勉強になります。

 

売れる営業マンというのは、こういうことをしているのかな?とか思ってしまいます。実際に、買い手が買った後も満足していたら、良いと思います。高額な買い物だけに、売り手も大変なんだなということは分かりました。

 

ペンシルハウス

この本を読んで、初めて知った単語でした。「ペンシルハウス」。ペンシル(鉛筆)のような細い一軒家というニュアンスと理解しています。東京では土地が高く、しかもいい感じで土地がないと、ペンシルのような細い家?だそうです。

 

土地が高く、面積が小さい東京のような場所特有なんですかね。イメージが湧かない人は、「狭小邸宅」と検索してみてください。

 

あとは、自分は営業は向かないなって思いましたw